いざ、オーストラリアへ!(後編)
昨日、3週間過ごしたホームステイ先に別れを告げ、バスを乗り継ぎ、新居のシェアハウスまでやって来ました。
毎度思うんですが、何故スーツケースは回を追うごとに重くなっていくんだろう…。物なんてほとんど増えてないのに。シャツ1枚とか、必要だと思って買ったのに使わなかった麺つゆくらい。
あとは仕事が見つかれば無事こちらの生活が軌道に乗ったことになります。
今はバリスタと、Webデザイナー両方の面から仕事を探しています!
それまでの間は、Uber Eats配達員として凌ぐ予定です。
昨日ポーランド人のおじちゃんから自転車を買いました。4500円くらい。
日本が大好きなめっちゃ良い人だった。
さて、今回の記事は前回の中編の続きです!
この地で初めて見たもの
初めてのオーストラリア。英語がネイティブの国で、いよいよワーキングホリデーの始まりだ!と期待に胸を膨らませ、飛行機を降りて一番最初に目に入ったものがこちら。
出口ーーー!
こんな遠い地で日本語を見かけると思ってなかった。
肩透かしを喰らいながらも、寝起き(寝てない)で全然頭が回らないまま入国の手続きを済ませて、ここからが本当のオーストラリア!
みんな外国人だ!※自分が外国人だよ
慣れた手つきでお金を下ろして(英語のATMはセブで散々使った)、既に朝9時だったので腹ごしらえはどこでしようか、ハイエナみたいにウロウロしました。
そんなに広くない空港なのでカフェが3つくらいしかなく、でもコーヒーも飲みたかったし丁度いいかーと思ってフラッと入ったカフェでチキンバーガーとコーヒーをオーダー。
物価が高いと聞いていたけど、空港ということもあってこれだけで1200円くらいした。マジかよ。
そして店員さんの英語が超絶早くて「Perdon?」って3回ぐらい聞いてたらハハッと乾いた笑いを頂きました。
すまんな、速くて全然わからんのだ。
そしてカウンターで自分のコーヒーが出されたと思って手にしようとしたら、
「No No No No」
って3回くらい言われた。すまんな、やっぱ全然聞き取れてなかったわ。
そしてFree Wi-Fiを使いながら一通り情報を確認している最中に、現地の子が何か見つけたのか、「マァーム!バナーナァー!」って言うから見てみたらコレ。
バナーナァー!
コーヒー吹きそうになりながらシャッター切りました。
気を取り直してこの州の交通ICカードを買い、更には携帯が無いままSIMカードだけを買い、「このバスで本当にいいんだろうか…」と悩んでいたところバスを1本逃し、正しいと思われるバスに乗り込んで行きました。
バスですらカルチャーショック
バスに乗り込んで数分で気付いたんですが、この国のバスには「次は、○○○です。お降りの方は〜」みたいなアナウンスが全くない。
降車ボタンを押さなければバス停をガンガン通過していく。
オーストラリア人、略してオージーは、「この辺かな?」というところでボタンを押して降りるのだそうだ。
携帯でGPSを見ることもできない自分には超絶難易度が高かった。何しろ「この辺かな?」という土地勘すらない。
そんな自分をよそに、バスはガンガン進んでいき高速道路に乗り込んだ。
この国の高速道路は無料の区間がいくつかあるらしく、ローカルバスですら普通に高速道路を使う。
(一体どこまで連れてかれてしまうのー!?)
とドキドキしながら鞄からノートパソコンを取り出して確認するも、Wi-Fiが飛んでいるわけもなく、ただGoogleMapの静止画を眺めるだけ。
用無しとなってしまったパソコンをしまい、窓の外をぼんやり眺めていると「Varsity Lakes」の標識を見かけたので
(あああたぶん次!自信ないけど!近付いたらボタン押そう!)
と思っていたところ、近くの人がボタンを押してくれ、無事経由駅まで到着したのでした。
その時の景色がこちら。
平和…。
この風景を眺めながら、自分の新たな生活がスタートしたと、心の底から実感したのでした。
歴史と現代が織り成す街、ブリスベン
魔女の宅急便の一コマ「決めた!私ここに住む!」を思い出しながら電車に揺られること1時間、いよいよクイーンズランド州の州都ブリスベンへと到着しました。
見ず知らずの状態から調べに調べて、気候が良く、人柄も良く、ゴミゴミしてなく、でも田舎じゃない街に住みたい!ということでこの街を選びました。
何より先に向かったのがここ。
Apple Brisbane。
旗にAppleのロゴマーク。どんだけオシャレなんだ。日本とはまた違ったオシャレさがあって感動。
駅から徒歩3分で着くところを、至る所でノートパソコンを開いてCity Wi-Fiを掴みながら20分かけてこのApple Storeに到着。店に入って速攻店員さんを捕まえて、英語であっさりiPhone1台、5万円ほどをお買い上げ。迷う余地なんてなかった。
彼らのトークはお世辞と分かっていても、こっちが泣きそうになるほど話が上手だった。彼らには足を向けて寝られません。
その後、駅のカフェで小一時間設定を済ませ、やっと携帯電話が使える状態になりました。
カフェの店員さんも「New iPhone? Hoo cool!」って言ってくれました。陽気。
その後ホームステイ先に向かうまで市内を探索して、バスに乗り込んだのでした。
ただ一つ、30キロ近いキャリーバッグを持ちながら。
到着した日のことは1つも忘れられず、書きたいことを書いていたら今回も長くなってしまいました。
これでも結構端折りました。
次は日記以外のことを書きたいなーって考えてます!