Gili-Holi

三十路目前、オーストラリアに行く。

仕事と、英語と、過去と、未来

f:id:hiro0312au:20180422191840j:plain

日本を出国してもうすぐ半年になろうとしています。
決していいことばかりではなかったですが、デスクワークをしていた1年前より何倍も刺激的だったと感じています。

来週からは、別の職場に移って仕事をすることになりました。
その決断に至るまでで掘り起こした、自分の中で眠っていた思いについて書きたいと思います。

あ、全然関係ないですが随分痩せました。
今度は筋肉をつけるフェーズに入ったかな。

当初の目的

ワーキングホリデー計画中は、海外に住んでみたい!英語が話せるようになりたい!という、趣味のような目的で海外に行こうと考えていました。
別にそれ自体は悪くない。この経験が、いつか何かの役に立ってくれればとそんな考えでいました。

出国目前。キチンと目標を立てた方がそれに向かっていけるだろうという助言の下、TOEIC800点を目標に掲げてみました。
仮にそこまで到達できなかったとしても、ある程度つぶしが利くと思ったのでとりあえず高めの設定。

お気付きの通り、なんとなく設定しただけ。

変化

そしてセブ留学をした後、オーストラリアへ来て手に職と思い、しばらく日本食レストランで働いていました。完全に日本語環境でした。
都合により思ったほど収入を得られず、この生活を楽しむほどの余裕もなく。
正直、留学で幾分か英語を勉強したにも関わらず、日本語しか使わないこの環境を作った自分に落胆しました。
時間が有り余る中、オーストラリアに来た目的と、今後の展望について考えさせられました。

日本に帰ったら幾分か英語を使う仕事をして、たまに海外旅行に行くのも楽しいかなと考えていました。そのため今は修行の期間なんだと。
だから海外で生活するだけではなく、キチンと英語を使って仕事をしたかったのだと思い知りました。

そして実際にこの地で生活してみて、オーストラリアの生活のしやすさ、不便さ、おおらかさ、価値観の違いも含めて色々と経験してきました。
当たり前のことですが、日本を傍から見て比較できるとは考えてもいませんでした。

日本、特に東京はここから見てもSuper Coolだと思うけど、住みたいかと言われれば今は確実に住みたくない。
色々な問題が山積みで、差別がいっぱいあって、狂ってる人達がいっぱいいて、世を良くすることより目先の利益にしか興味がなくて、年少者を食い物にして希望すら持たせない国に戻りたくない。

自分は、移住先を探しているんだと思い知らされました。
それが、仮にオーストラリアでなかったとしても。

未来

移住をするのであれば、当然色々な条件をクリアしなければなりません。
ものすごく大変なのは分かってるし、もしかしたら途中で方向性が変わるかもしれない。
でも、やらないで諦めるより断然いいかなと思います。

確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けない。

壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。

自分で未来を切り拓き始める、今年はそんな年になりそうです。