Gili-Holi

三十路目前、オーストラリアに行く。

セブの語学留学について

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とても楽しそうだったので、セブの語学留学について詳しく聞きたい!というお話をいただきまして、折角なのでまとめて記事化しました。

実際に、勉強・友達・環境、どこを取っても非常にいい経験でした。
平日は勉強に集中して、週末は友達とリゾートを満喫しに出かける…日本では決して実現できない環境が、セブにはありました。

今回は以下のお題に沿って書こうと思います。長いです。
下記をクリックすることで該当のコンテンツに飛べます。

セブってどこ?

フィリピンの中心部にある南北に細長い島です。
僕はその東隣の小さなマクタン島に滞在していたのですが、ほぼセブ島の一部なのでみんなセブって呼んでいました。

セブは成田から直行便で5時間半ほどで着きます。
日本の航空会社だと、ANAとVanilla AirLCC)が直行便を出しています。
自分は、Vanilla Airを早めに予約したので飛行機代が片道1万6千円ほどで済みました!

日本との時差は-1時間、日本が朝9時ならセブは8時です。
なので時差ボケの心配もありません。

なぜセブに留学したの?

自分が選んだ理由は主に2つあります。

  1. 物価がとても安い
  2. 治安が悪いところは避けたい
  3. リゾートを堪能したい

いかにも遊びに行くみたいな物言いですが、ちゃんと理由はあります(笑)

物価がとても安い

フィリピン自体が途上国であるため物価は驚くほど安いです。特に、サービス業が全般的に安い。
勉強で疲れた身体をほぐすマッサージが1時間600円弱。日本だと8000円くらいしそうな内容をこの値段でできるのは、まさにセブならでは。僕は週に1回程度行ってました。

語学学校にも同様に格安。
僕はセブの学校に2ヶ月滞在していましたが、語学学校の費用は宿泊費も含めておよそ39万円でした。
同じ期間オーストラリアの学校に2ヶ月滞在すると、56万円ほど。
更に、セブの学校ではマンツーマン授業がメインなのですが、オーストラリアの学校はどこの学校でもほぼグループクラスだけです。これを考慮してオーストラリアの学校でマンツーマン授業を選択したと仮定して再計算すると、金額は軽く150万円を越えます…。

治安が悪いところは避けたい

いきなりセブの話ではなくなりますが、僕最初はフィジーという国で留学を考えていました。どこやねん!って感じですよね。僕も当初そう思ってました。
確か「格安 留学」とかで検索したんだと思います。

説明会まで行ってみたんですが、よく調べてみるとフィジーは特に夜が危ない国だと分かりまして…僕はビールが好きなので、夜に出歩かないわけがない(笑)ので、断腸の思いでやめました。

それでもまだ留学を諦めきれなかった自分はまた検索して、セブ留学にたどり着いたのでした。
日本の外務省の海外安全情報によると、セブの方が1段階安全で(自分が調べていた当初)リゾートとしてよく知られていることもあり、大丈夫だろうと考えました。

リゾートを堪能したい

勉強漬けの毎日もいいけど、海外で留学するからには週末くらい息抜きで楽しみたいですよね。
留学先がリゾートだったら、より一層楽しめると思いませんか?僕は毎朝自分の部屋から海を眺めて、そして毎週末のようにどこかに行って南国を堪能していました。
友達ができるか心配!なんて声も聞こえてきそうですが、友達は現地で必ずできます!
なぜかって、僕が通っていた学校は

韓国人と日本人が3割ずつ、
台湾人が2割、
残り2割は中国人・ベトナム人とか。

こんな比率で人が集まっていたので、最初は必ず同じ言語を喋る者同士で集まるんですよね。
仮に日本人と友達にならなかったとしても、グループ授業(最大4人)では他の国籍の人と一緒になるようになっているので、英語で話す友達もできますよ!

2ヶ月間グループ授業で一緒だった台湾人は、今でも1週間に何度か他愛ない事でLINEでやり取りしています。

セブの語学学校について

セブでは語学学校ブームが来ているのか、80校以上の学校があるようです。
その中でも自分が選んだのは、Cebu Blue Ocean Academyという学校です。(以後、CBOAと略します)
自分が学校を探す時に重視した4つのポイントは、

  • きちんと英語を話せるようになりたい!
  • 国際交流したい!(≒日本人ばかりは嫌だ!)
  • リゾートを満喫したい!
  • でも高くないところがいい!

という贅沢な条件でしたが、探せば条件に合う学校って出てくるものですね…。
CBOAはマクタン島の東側にある海沿いの学校で、なんといっても宿舎のホテルからはいつでも海が見える!これですよこれ!

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天国か。
そして学校とホテルが同じ敷地内にあるので超安全。徒歩30秒です。
学校もできて3年弱なので、まだまだ綺麗。(但しフィリピンクオリティ)

学校には日本人スタッフの他、韓国台湾中国ベトナムと、多国籍なスタッフがそれぞれ複数人常駐しているので、何か困ったことがあったとしても英語で一生懸命説明しなくても大丈夫!
その他、スクールナースも常駐しているので風邪を引いたとか、軽い怪我をした場合でも大丈夫です。(めっちゃお世話になってました)

さて、この話はこのへんで止めといて、重視したポイントの話に戻ります。

きちんと英語を話せるようになりたい!

この点に関しては、先生が厳選されていてカリキュラムがしっかりしてそうかを重視しました。
CBOAは開校からまだ2年ほどでしたが、フィリピンのバギオで15年以上の歴史を持つ学校の系列校で、先生もそこから何人も来ているため教育ノウハウが確立されていると考えました。

実際に授業を受けてみて、先生たちのノウハウは確かだなと感じました。
英語が全く話せなかった自分や友達でも、日を重ねるにつれ着実に自分の考えを言語化できるようになっていきました。
特にグループ授業を担当している先生たちは特にその教科について熟知している上に、キャラクターも誰にとっても親しみやすく、なぜその先生が人気なのかが明快でした。
先生が好きか嫌いかで、その授業が得意になるか嫌いになるかって変わってきますよね。
もちろんたまに新人っぽい先生もいますが、日に日にお互いの成長を感じられました。

国際交流したい!

せっかく海外に留学するのだから、この機会に英語を通じて日本人以外と交流しないのはもったいない!と思いませんか?
日系が資本の学校だと本当に日本人ばかり集まるそうで、英語を話す機会は授業しかなかった…とフラットメイトが言っていました。

その点CBOAは日韓台中あたりからバランス良く集まるようで(とはいえ全部近隣の国)、ルームメイトや友達は必然的に日本以外が多かったです。
文化のベースが似通っている分、クレイジーな人がいなくて良かった…!

リゾートを満喫したい!&高くないところがいい!

前述ではありますが、CBOAはリゾートホテルと提携しています。海やプールがあったり、プールサイドにはバーもあります。
よく友達とこのバーで飲んで談笑してました。(未だにお酒飲んだ方が英語が流暢に喋れる気がします…)
暑い日はプールで泳いだりしてました。海は遊びに行った時に入れるので。
学校の敷地から出なくとも、このリゾートを満喫できるのはこの学校ならでは。

その上、学校がこのホテル3フロアを一括で借り上げしているからか、トータルの費用はとても安いんです!(直接関係ないけど先生の給料を人づてに聞いたことがある…)
しかもこれでご飯3食付き。最悪どこにも行かなくても、ここだけで過ごせます。

その他でこの学校の良かったところ

先生達はとてもフレンドリーだったので、よく先生と話していました。
先生同士とても仲が良かったので、休み時間中には廊下で先生たちが爆笑していたりしました。その場面に遭遇すると「ねぇねぇ聞いて、この人が○○○で超面白いんだけど!」とシェアしてきてまた自分も爆笑したり。
隔週の金曜日には英語クイズ大会を開催したりして、先生達も、職員の方々も、みんな一丸となって学生や学校自体を盛り上げよう!というのが感じられてとても楽しかったです。

そしてこの学校は完全なスパルタ教育ではなかったので、ゆるく英語を勉強できました。
学校内では完全に英語だけ!(English Only Policy、以後EOPと略します)という学校もありますが、この学校は希望者のみEOPに切り替えることができます。
EOP実践中の人は赤のネックストラップを付け、その他の人は青のネックストラップを付けているので一目でわかります。
たまに「赤い人怖いー!」と逃げられたりしましたが、いい思い出です。

スーパーが徒歩2分くらいのところにあるので、お金を下ろしたり、ヤクルトやお菓子を買ったりするのにも便利でした。
マッサージも敷地内に1軒、近隣で評判のいいところは3軒ほどあったので困ることはありませんでした。
洗濯は有料でしたが、乾燥(または畳み)まで学校でしてもらえるので朝出して夕方には仕上がってます。1回約220円!みんな1週間に1〜2回出してました。

この学校の良くなかったところ

  • 教室の場所によって体感温度がだいぶ違う(エアコンから遠いほど暑い)
  • たまに汚い男子トイレがある
  • 食堂でごはんを食べると、たまに服に臭いがつく

概ねそんなところだと思います。

 

僕が楽しんだセブ留学、Cebu Blue Ocean Academyは、そんな感じでした!

Thanks to T. Robert, T. Jasmin, T. Raqy, T. Hazelin, T. Jear, T. Crislin, T. May Ann, T. Kent, T. Eva, T. Remalyn, T. Honey, T. Holven, T. Renz, T. Russel, T.Ghillie, T. Raiza.